2008年02月06日

郷には入れば郷に従え



この記事のキーワードはBBCの質問に対してブレアーズ英内務相がこういっている場面である。

「英国のルールに則ることを移住者に対して強制することはできないが、要求することはできる。その代わり、われわれは英国のルールを彼らに説明しなければならない」

まさにこの言葉がすべてを物語る。強制ではなく要求である。英国に来たいのであれば、ここの国ではこういうルールがあるが知っておいて欲しいし、そういう立ち振る舞いを要求するという、ごく単純なことである。

これはここの国に来たなら、こうしなければならないという強制とはまったく違う。あくまでも移民者に実行権行使の自由を認めるだけなのだ。「ねばならない」という強制力を最小限に抑える権力抑止の考えが行き届いていると思える。この記事に関することがすべて事実だとすればのはなしだが……。
posted by ゼリー at 03:40| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ヨコハマ・ゼリーちゃん、こんにちは。
「強制ではなく、要求」とはっきり言明することは、ほんと、大事なことだと思いました。
ルールやマナーにしろ、法にしろ、違反すればその国でうまく暮らせなかったり、罰則があったりして、実質的には「強制的」に従わざるを得ないかもしれない。でもそのルールや法自体に、何か正当な根拠があるわけじゃなく、それを守ることも破ることも自由なんだ、というあたりまえのことをちゃんと確認することは、もともとその国に住んでいる人にとっても、とても大切なことだと思います。
Posted by keiko at 2008年02月06日 15:02
keikoさん、はじめまして。
keikoさんが指摘するように、「強制の前に要求」を挟み込むことで、情報受信者に選択権を保障するという自由の感覚が大切なんですよね。これは昨今騒がれている、自由ゆえの自己責任というネオリベとは明らかに違う。ネオリベのいう自由は選択の余地のない自由ですからね。私もそういう意味でkeikoさんの意見に大筋賛成します。
Posted by ヨコハマ・ゼリーちゃん at 2008年02月07日 13:58
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